新たな年を迎えて
 新年 あけましておめでとうございます。 
 地域の皆様には、健やかに新年をお迎えのことと、お慶び申し上げます。 
 昨年一年、議員として活動することができましたのは、ひとえに地域の皆様のご理解・ご指導 の賜物と深く感謝と御礼を申し上げます。 
 さて、今年は「戌年」です。そこで、「犬」の特徴について調べてみました。 
 犬は、私たち人間とのつきあいが長く、忠誠心が強い動物です。色を見分けることは難しいよ うですが、動体視力は良いので動くものは良く見えるとのことです。聴力も優れており、人の4
倍、嗅覚にいたっては人の100万倍です。足も速く、長時間走り続けることもできるそうです。こ うしたことから、警察犬として、また、救助犬としても活躍しています。まもなく五十路を迎え
る私も、年相応に体力はもとより視力・聴力の衰えが顕著になってきており、こうした犬の特 徴、言い換えれば能力がうらやましいかぎりです。 
 少々、愚痴をこぼしてしまいましたが、多くの先輩方が地域社会で活躍されていますので、私 も見習って頑張っていきたいと思います。 
 北朝鮮の核開発やミサイルの発射、地震、そしてゲリラ豪雨や台風といった異常気象など、今 年も国内外において「安全・安心」がキーワードになると思っております。 
 このため、地域の皆様が、安全で安心して豊かな生活が送れるよう、今年も、目・耳・鼻、そ して足も存分に使い、皆様の幸せのため、所沢市の発展のため、精一杯活動してまいりますの
で、引き続きのご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。 
 本号では、昨年9月議会で行った一般質問(教育の問題や地域密着の話題)の概要を中心にご紹 介いたしますので、お目通しのうえ、ご意見等をいた だければ幸いです。
 結びに、この一年が、皆様にとりまして最良の年に なりますようお祈り申し上げまして、ごあいさつとさ せていただきます。

市議会活動中!!〜
28年度も議会が招集され、質問いたしました。
市民の皆様の声を市政に生かすための大事な発言の場です。
質問を見る!!![]()
秋田の質問録画をご覧ください
 
所沢地区体育館整備について
所沢地区体育館整備については、平成18年12月議会に請願者ほか7,940名から提出された請願「所沢地区体 育館を建設願いたき件」が全会一致で採択され、平成20年4月には、市長に対して町内会の皆様が改めて要望し ています。  これまで、何度か一般質問で取り上げたが、教育委員会として旧文化会館跡地を地区体育館の建築用地候補と する考えに変更はないのか。前回の質問から6年ほどが経過し、旧市役所庁舎跡地と併せ調査等も行われたが、 具体的な活用策は決まったのか。(秋田) 
答 具体的な活用策につきましては、まだ、決まっていない。(副市長)
元町コミュニティ広場について
この広場は多くの利用者がある。し かし、時間を知る「時計」がない。そ こで、「時計」を設置できないか。で きれば、設置が可能で待ち合わせ場所
になるような、シンボル的な「モニュ メント時計」のようなものができない か。そして、この場所で待ち合わせを すると「恋」が叶い、近くの所沢神明
社にお参りをすれば、「結婚」までも 叶えられるような、所沢市の観光名所 の一つになればとも考えますが。ま た、市内にはシチズンという時計の代
表的なメーカーの事業所がありますの で、一声かけてみては。(秋田)  
答 時計の設置は憩いの場にふさわし く、望ましいもの。民間企業への働きかけも視野に入れながら、検討を進めていきたい。(市民部長)  
 ご提案のモニュメント的な時計が、設置された際には、観光資源の一つになりうるものと考えられることか ら、地元商店街や所沢神明社、観光協会などと連携しながら、新たな観光資源となるよう情報発信やPR活動を
行っていきたい。(産業経済部長)
松戸橋(上安松)への歩道設置について
 歩道設置については何度か質問をし た経緯がありますが、歩道の幅員及び 進捗状況、そして今後のスケジュール については。(秋田) 
答 歩道の幅員は2m。現在、埼玉県 と河川協議と用地交渉を行っている。 平成31年度の工事完成を目指してい る。(建設部長)
小中学校の校庭の芝生化について
  埼玉県教育委員会では、「児童生徒の身近に新しい緑化空間が生み出され、快適な環境が整備されるととも に、地球温暖化の防止にも役立ちます。」また、当市と接しております東京都の教育委員会では、「東京都は、
教育環境の一層の充実のため、都内全公立小中学校の校庭等の芝生化を推進しています。学校に芝生のスペース を設置することで、児童生徒の日常的な運動量が増加し、たくましく健康な体を育むことができるだけでなく、
理科教育・環境教育面での体験的な学びの機会が増加します。また、芝生の活用と維持管理を通じて、地域と学 校とのきずなが深まり、地域の力を取り込んだ学校の活性
化につながります。」と呼びかけている。  全国の公立学校2362校(27年度)が芝生化し、埼玉県 84校(28年7月1日現在)、東京都360校(24年度)、
隣接市では狭山市5校、入間市2校、清瀬市10校、東村山 市1校、武蔵村山市13校、東大和市3校が芝生化をしてい る。埼玉県や国の補助事業もあるので、研究校として1校
からでもスタートしてみては。(秋田)  
答 緑化の有効性については、認識している。近年学校か らの要望がないことや他の事業との優先度や市の財政状況 を踏まえると、現時点での実施は難しい。(教育長) 
児童生徒数の推移及び   学区のあり方について  
 人口減少時代を迎え、文部科学省は公立の小中学校の統 廃合に関する基準を2015年(およそ60年ぶり)に見直 し、小学校では全校で6学級以下、中学校では3学級以下の
場合、統廃合を含めた検討を急ぐように自治体に求めてい る。  都内最多の90万人が住む世田谷区や当市と同規模の中野 区の教育委員会では、「区全体では人口が増えても子ども
が少ない地域もあり、教育環境には差がある。」「長期的 な視野で、適正規模の学校同士も含めた統廃合の計画を進 めている。」とのこと。  前回、私はただ統廃合を行うだけでなく、廃校となった
学校の活用方法として、「英語村」や「カフェ」そして、 マスコミ等で多く報道され再生に成功している「道の駅」 などを紹介しました。今回改めて、この質問をしたのは、
ある保護者の方から「いじめなどがあり、クラスが少ない とクラスの変更などが難しいですよね、そのような場合ど うしたらいいのか。」と尋ねられ返事に困ったからです。
 大都市の教育委員会でも先を見据え決断をしている。い じめ対策も含め、統廃合に関し柔軟に対応しては。(秋田)  
答 学校規模や適性配置の判断については、「所沢市公共 施設等総合管理計画」に位置づけている。現在この計画に よると、学校統合の検討を早急に着手しなければならない
学校はない。(教育長)